鉛筆は正しく持てていますか? 箸の持ち方はどうでしょう。
鉛筆が正しく持てない人は箸も正しく持てていない場合が多いです。
特に鉛筆は使用時間が長いので正しく持たないと体のゆがみや疲れの原因となるだけでなく、きれいな字が書けないのです。
きれいな文字が書けない理由は、書いている文字が真上から見えない。鉛筆の可動範囲が狭く、望んだ長さの線が引けない。筆圧が強すぎたり弱すぎたりする。まだまだありますが、これではいくら練習したってきれいな字は書けません。
きれいな字を書くには、正しい鉛筆の持ち方こそ大切だと思います。
正しくない持ち方でも字は書けますし、正しい持ち方は慣れるまでは書きにくいでしょう。なので子どもはなかなか直そうとしてくれません。子ども自身が「直そう」と思ってくれないと大人になっても直らないのです。おうちでもお声掛けをお願いします。
右利き 左利き
①人差し指と鉛筆の間に隙間が空かないようにピタリと添わせる。
②親指は軽く曲げ、人差し指の第1関節辺りにくるようにする。この時、 親指の腹は人差し指ではなく、鉛筆に当てる。
③中指、薬指、小指は鉛筆の下側へ。3本の指が段々と手のひらに近づくように軽く握る。この時、小指は手のひらにあたらないように。
※中指が鉛筆の削って細くなった部分にこない
ように。
④鉛筆の頭は自分の方に60度傾ける。
⑤手のひらは小指側に20度傾ける。(マウスを握る要領で)
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